ラスパイレス方式とは?
ラスパイレス方式というのは、1864年にラスパイレス(独)が提唱した、代表的な物価指数算定式のことです。
具体的には、個別品目の価格を加重平均する際に、基準時の価格、比較時の価格とも基準時のウェイトを用います。
ラスパイレス方式のメリット・デメリットは?
ラスパイレス方式は、ウェイトが基準時に固定されているので、算出が簡単にできるというメリットがあります。
しかしながら、その後の経済構造変化が反映されにくいというデメリットもあります。
ちなみに、現行の消費者物価指数や卸売物価指数では、ラスパイレス方式を用いていますが、5年に1度ウェイトの改訂を行いこのデメリットを補っています。 |