郵便貯金というのは、郵便局が取り扱う預金受入業務のことです。
郵便貯金の貯金総額は1,000万円ですが、住宅積立貯金はこの預入限度とは別枠で50万円まで預入できます。
郵便貯金の利子には、原則として20%の源泉分離課税が適用されます。 ただし、65歳以上や母子家庭等については、利子非課税制度が適用され、銀行などとは別枠で300万円までは非課税となります。
ユニバーサルバンキングというのは、単一の金融機関が、銀行業務にとどまらず、証券業務や信託銀行など広範な金融業務を併せ持つことをいいます。 ちなみに、欧州、特にスイスやフランス、ドイツなどでは、このような制度を採用している国が多いです。
米国や日本では、銀行・証券両業務の兼営は禁止されていますが、日本でも金融・資本市場の自由化・グローバル化、企業ニーズの多様化等を背景として、両業務の兼営を認めるべきであるという声が高まりました。 こうしたことを背景として、1992年6月に成立した金融制度改革法では、銀行、証券が業態別に子会社を設立して互いの業務に参入することができるようになりました。
□優遇金利とは? □融通手形とは? □ユニバーサルバンキングとは? □要求払預金の利率は? □預金金利の自由化とは?