ユニバーサルバンキングとは?
ユニバーサルバンキングというのは、単一の金融機関が、銀行業務にとどまらず、証券業務や信託銀行など広範な金融業務を併せ持つことをいいます。
ちなみに、欧州、特にスイスやフランス、ドイツなどでは、このような制度を採用している国が多いです。
日本のユニバーサルバンキング
米国や日本では、銀行・証券両業務の兼営は禁止されていますが、日本でも金融・資本市場の自由化・グローバル化、企業ニーズの多様化等を背景として、両業務の兼営を認めるべきであるという声が高まりました。
こうしたことを背景として、1992年6月に成立した金融制度改革法では、銀行、証券が業態別に子会社を設立して互いの業務に参入することができるようになりました。 |