ルーブル合意とは?
ルーブル合意というのは、1987年2月22日、パリのルーブル宮殿に集まったG7(7か国蔵相会議)の会合で、東京経済宣言の枠組みで経済の多角的監視を行ったものです。
なお、このルーブル合意の背景には、プラザ合意※を契機として、加速していたドル安問題がありました。
※1985年9月に、ニューヨークのプラザ・ホテルで行われた5か国蔵相会議のことです。
具体的には?
具体的には、参加各国が、次のようなものに合意したものです。
■均衡のとれた世界経済の成長促進
■各国経済のインフレなき安定成長
■国際収支不均衡是正のための政策協調努力...など
また、為替レートの大幅な変動によって、各国経済の成長・調整が損なわれないよう、各通貨間のレートを現水準で安定させるよう協力することが確認されています。 |